平成11年4月25日(日)
種まき
稲作農家にとって4月の一大イベントはお米の種まきだ。一家総での大仕事。
今年は選挙の年でおじいちゃんおばあちゃんがお手伝いでいない代わりに子供達が本当に良く頑張ってくれた。悠太の友達K.O君もお手伝い。
6.5ヘクタールの作付けのために2500枚を超える苗が作られる。悠太が機械にセットしているのが土の入った育苗箱でプラスチック製。サイズは30p×60p×3cm。中にはPH4.5から4.7に酸度調整された肥料入りの培土が5リットルほど入る。見た目以上に重く、仕事が終わる頃には指先の感覚が麻痺する。お天気が良いので気温もぐんぐん上がる。
皆で食べるお昼ご飯が一番の楽しみ。
種がまかれた育苗ケースを並べる前にネットを敷き詰める。そうする事で田植え作業時の根切り作業が楽にできるようになる。このハウスには約1000枚の苗が並ぶ。お尻を向けて失礼(悠太)
育苗ハウスに種が播かれたケースが並べられた。田植えまでの一月の期間、発芽するまでは32℃、その後25度くらいから徐々に外気温に慣らしながら丈夫な苗に育てる。水分の不足も過剰も命取りになるので、管理には神経を使う。
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