乾燥が終わった籾(もみ)はもみがらをはがして玄米の状態で出荷されます。 皮をむいて玄米にする行程を籾摺(もみすり)と言います。
納屋の中は籾摺機(ハラー)選別機(グレーダー)計量機(スケールパッカー)等が並びちょっとした工場です。
納屋は2階が貯蔵庫になっており天上につけたホッパから原料の籾が機械に供給されます。
モミが籾摺機に入って行くところ。
皮をむかれた籾は玄米になり選別機に移ります。
選別機は整粒とくず米にふるい分けます。ポリバケツの中にくず米が溜まります。
最後に整粒だけが袋詰されます。はかりと選別機は連動していて60キロになると 自動的に止まるようになっています。
これは、袋の口を閉じるミシン。
これらの設備で8時間で120俵ほどの能力がありますが、今日はお客さんが多かったので75俵しか作れませんでした。続きは明日・・・・。積み上げてあるのがPP袋(樹脂製)に入れられた玄米です。1袋なんと60キロ!昔の米俵のなごりでしょう(^o^)1袋でだいたいご飯茶碗に1000杯分です。いかがでしょうか?稲刈りが終わっても、その後の納屋の中での作業は意外に知られていないのでは?皆さん消費者の手に渡るまでの道のりはまだまだ遠いのです。