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2003年(平成15年)
6月3日〜4日 農業体験

都会に暮らす若者たちなど農業体験に縁が無い人々に農業の素晴らしさ大切さを理解し、体験していただけるような機会はこちらから積極的に提供しなければ私たち農家自身が生き残っていけない時代とも思っています。

東京荒川区にある進学校で有名な開成高校では数年前より農業体験実習を修学旅行に取り入れ子供たちにも好評だという。しかし、残念ながら旅行社を通した企画では30人が限度とのことで、ごく一部の生徒にしか体験させてやれないという・・・。貴重な経験を少しでも多くの子供たちにさせてやりたい、という熱い思いをお持ちのK先生から届いた1通のメールがすべての始まりだった。

受け入れ希望はなんと200人!・・・1戸の農家での受け入れは難しいですが早来、厚真地域の農家に分散すれば方法はあるかも知れません。まだ1年近く時間があるので方法をいろいろ模索してみてはいかがでしょうか?地元JAや行政、農業委員会などの協力が得られれば道は大きく開ける展開になるかも知れません。不可能を可能にする、私にとって大変魅力的な言葉です。私のようなものでもお力になれればと思っています・・・そして一見不可能に思えた200名の農業体験実習は実現した!
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まずは苗かごの使い方から
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まずは苗の植え方を覚えようね
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「群れを成す若者」のイメージがあったけど
おじさんは見直した。わが道を行ってるなぁ〜(^O^)
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裸足で入った田んぼの感触は?
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見よ!このすがすがしい表情(^O^)
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翌日の北海道新聞にも掲載

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二日目は花を栽培するハウスで手取り除草
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草取り後
(とても同じハウスとは思えないネ)
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草取り前
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みんなで記念撮影
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1泊2日のざまざまな思い出を残し・・・
みんなぁ〜元気にしてるかぁ?
またいつか遊びに来いよ!
待ってるからなー(^O^)/
昨日、208人全員無事に、素晴らしい笑顔とともに帰ってきました。
(中略)
ほとんどの子達が「僕らの行った農家の方がいちばんだったと思います。できれば4日全部あそこにいたかった」と言っています。自分達だけが最高の経験をしたと感じているようです。彼らのハートの深い部分に、何かが確実に届いた2日間であったと確信しています。(K先生から届いたメールより一部引用)

先生、私たち農家にとっても貴重で楽しい体験でしたよ。我が家には8人の子供たちがやってきましたがそれぞれ個性的できらりと光る何かを秘めている様に見えました。はっきり言って彼らの事見直しました、なかなか頼もしいやつらじゃないですか。たった二日間でしたが見送る後姿に成長を見た気がします。

最後に、今回の農業体験に関係したすべての皆様大変ご苦労様でしたm(__)m



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