都会に暮らす若者たちなど農業体験に縁が無い人々に農業の素晴らしさ大切さを理解し、体験していただけるような機会はこちらから積極的に提供しなければ私たち農家自身が生き残っていけない時代とも思っています。
東京荒川区にある進学校で有名な開成高校では数年前より農業体験実習を修学旅行に取り入れ子供たちにも好評だという。しかし、残念ながら旅行社を通した企画では30人が限度とのことで、ごく一部の生徒にしか体験させてやれないという・・・。貴重な経験を少しでも多くの子供たちにさせてやりたい、という熱い思いをお持ちのK先生から届いた1通のメールがすべての始まりだった。
受け入れ希望はなんと200人!・・・1戸の農家での受け入れは難しいですが早来、厚真地域の農家に分散すれば方法はあるかも知れません。まだ1年近く時間があるので方法をいろいろ模索してみてはいかがでしょうか?地元JAや行政、農業委員会などの協力が得られれば道は大きく開ける展開になるかも知れません。不可能を可能にする、私にとって大変魅力的な言葉です。私のようなものでもお力になれればと思っています・・・そして一見不可能に思えた200名の農業体験実習は実現した!
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