今年もまた田に水が引かれる季節がやってきました。ここはお米を生産するのに欠かせない水を水路にくみ上げる施設です。水源となっている河川は安平川。地域の水田農家で組合を作り管理しています。5月中旬から8月下旬まではゲートがおろされ水をせき止め、巨大なポンプで水をくみ上げるように作られています。昔と違って水田に水を引くのにもお金がかかってしまう事は悩みの種ですが、毎年年末に地域の仲間で平等に電気代を支払います。 |
中央部分が大雨などで増水時に自動的に開放される転倒ゲート 右岸と左岸にそれぞれ開閉できるローラーゲートがあり水を せき止める。 |
転倒ゲートからあふれる水 |
ポンプは巨大なモーターで動きます。 稼動中はグリスを切らせないので朝と夕方に補給します |
ポンプの操作版 電気代などの経費を少しでも節約するため機械の手入れや 電力メーターの毎日のチェックや記帳なども大切な仕事です。 |