デジカメ作業日誌2000


平成12年7月5日(水)

害虫防除(水稲編)
どろおい虫

北国北海道では、涼しい気候が幸いして病害虫に悩まされる事は少ない、お陰で水田での農薬の使用量は全国でも最も少ない地域と言われている。が、毎年7月に入ると必ずと言ってよいほどやってくるお客さんがこの「イネドロオイムシ」。我が家では3年ほど前からコストも高く人間にも危険度の高い粉剤(粉状の農薬)を止め、水和剤に酢を併用しさらに薬剤の使用量を減らしている。スタッフは薬剤の調合やホース伸ばしの補助で妻とパートさん1名とノズル持ちの自分を入れて3名。雨の心配が無く、風も弱い日を選ぶタイミングがけっこう難しい。

ところどころに真っ白に食害の跡が・・・



イネドロオイムシの幼虫。名前のとおり自分の排泄物を背中に背負っている



以前軽い農薬中毒を経験。その後カッパにゴム手袋、マスクの重装備を我慢
できるようになった。この格好で長さ100メートルのホースを引っ張りながらあぜを1往復でワンセット。
ワンセット約30アールの散布になるがこれを30回ほど繰り返すから6キロは歩く事に。



防除機とタンクを積んだ軽トラックでの薬剤調合作業


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