平成11年4月15日(木)


4月初旬北海道の農家はにわかに忙しくなる。3月まで雪に覆われていた大地が 一気に顔を出すからだ。画像はトルコギキョウの定植準備のひとつ、うね立てとマルチ張りの同時作業。3年前まではひもを張ってスコップと足でベッドを作り、手作業でマルチを張っていた。妻と二人での重労働。思いきって機械を導入して本当に楽になった。マルチは地温を高め 雑草の発生を最小限に食い止めるのが一般的だが銀色のマルチはアブラムシが嫌うため農薬の 使用を抑える効果も期待できる。土の中にはすでに肥料(元肥え)も仕込まれ適度な水分に 調整済み。





出番を待っているトルコギキョウの苗。育苗専用のハウスで育てられる苗は、60日もの間セルトレイと言うプラスチック製の箱の中で移植される日を待つ。画像は播種後約40日目


28センチ×56センチのトレイは288のセルに分かれ、セルの容量は7ミリリットル。この中のわずかな土は水はけが良くなおかつ乾燥しずらいという相反する性質を求められる。






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